- 副業としてブログを始めようか迷っている人
- ブログ始めたてでブログ運営の基本を学びたい人
- ブログ開設の仕方から収益の出し方まで一通りを網羅的に学べる
- 実績がある著者のブログに対する考え方やテクニックを学べる
私が押さえておきたいと思った点を次にまとめさせていただきました。詳しく知りたいと思った方は本書をお手に取ってみてください!
概要
趣旨
『ブログこそが「最強の副業」だということがわかりました。』
- 好きなときに、好きな場所で、好きなジャンルで書くことができる
- 全ての「浪費」が「投資」となる
- かかる費用は月1000円程度、稼げる金額は青天井
- 資産性のある「ストック型」の副業
著者は会社員時代に趣味ではじめたブログが副業になり、いつの間にか本業以上に稼げるようになり、現在はブロガーとして生計を立てているそうです。ブログの月収が4年以上100万円を下回っていないというから驚きです。
本書ではそんな著者の6年にわたる経験と知識を凝縮し、初心者でも間違った方向に進まず、ブログを効率的に運営できる方法を紹介してくれています。
目次
- 第1章:「ゆる副業」をはじめよう
- 第2章:アフィリエイトブログで稼ぐ前の準備
- 第3章:ブログを開設しよう
- 第4章:ブログを書いてみよう
- 第5章:ブログのアクセスを増やすにはどうすればいい?
- 第6章:収益を増やすにはどうすればいい?
- 第7章:これからのブログ成功のカギを握るのはSNS
- 第8章:楽しく稼ぐための7つのルール
総ページ数:287ページ
要所
ブログ初期の追加設定
アクセス解析サイトの設定
「Google アナリティクス」「Google Search Console」の2つのサイトに登録し、ブログと紐づけておく。これらのサイトは次のようなデータを計測してくれるツールで、とても便利。
- ブログにどれくらいの人が来たか
- どんな属性の人がきたか
- どんなキーワードできたか
おすすめのプラグイン
- ①Google XML Sitemaps
-
ブログを検索エンジンにアピールするために「サイトマップの登録」で必要となる。
- ②Akismet Anti-Spam
-
スパム対策してくれる。
- ③SiteGuard WP Plugin
-
WordPressのセキュリティを強化してくれる。
- ①Rinker
-
Amazonや楽天などの商品を見やすく表示してくれる。WordPress内の検索ではなく、HPからインストールする。
- ②EWWW Image Optimizer
-
画像を圧縮してくれる。
- ③Contact Form 7
-
「お問い合わせ」を設置できる。
ブログ初期のデザイン設定
次の5つをWordPressで整えればデザインが綺麗にみえる。
- ①テンプレート(スキン)を反映する
-
テーマに付属されているテンプレートは、デザイン面が整えられている。
- ②ヘッダー画像(またはロゴ画像)を入れる
-
フリー素材サイトまたは自作のものを適用し、ブログの顔をつくる。
- ③サイドバーを調整する
-
セキュリティ面を考慮し、「メタ情報」を削除する。
- ④グローバルメニューをつくる
-
ジャンルを入れることが多い。
- ⑤ピックアップコンテンツ(おすすめメニュー)をつくる
-
特に重要な記事を配置する。
ジャンルの選び方
ブログはすぐに成果が出るものではないため「継続性」が重要である。得意だったり好きだったりするジャンルを選ぶことで長く続けていくことができる。
最終的には「〇〇といえば自分」と思ってもらえるように意識してブログを書いていこう。特定のジャンルで「この人のブログを見れば解決できる」と読者に感じてもらうことが目標!
ただやりたいジャンルにはすでに有名なブロガーがいるかもしれない。その場合は、「ジャンルの中でさらに条件を絞ってその中で第一人者になること」を考える。例えば、ラーメンという広いジャンルでは厳しくても、千葉県のラーメン...千葉県の塩ラーメンというように分野を絞ればどうだろうか。まずは局所的なジャンルの第一人者になり読者を集め、後にジャンルを広げていこう。
記事タイトルの書き方
記事タイトルをおろそかにするとどんな良い記事も読んでもらえない。そうならないために、Googleに「この記事は、これで検索した人に届けたいです!」とアピールする必要がある。次の5つのポイントを参考に記事タイトルの書き方を見直そう。
- ①検索キーワードを入れること
-
記事タイトルの一番の目的は「Googleに伝えること」。Googleが「この記事はこの悩みに答えているな」と認識してくれない限り絶対に上位表示されない。狙ったキーワードは必ずタイトルに入れよう。
- ②32文字程度であること
-
検索結果に表示される文字数がデバイスにも寄るが「最大30~35文字程度」。
- ③具体的な数字が入っていること
-
「情報量はどのくらいか」「記事内容の具体的なイメージ」を読者に伝える。
- ④記事を読むメリットが伝わること
-
メリットがわからない状態では記事を開いてもらうことすらできない。
- ⑤本文の内容とのズレがないこと
-
「結局タイトルの疑問に答えずに本文が終わっている」ことがないよう、最後に見直す習慣をつける。
リード文の書き方
記事を最初から最後まですべて読んでくれる読者はあまり多くない。リード文がしっかり書かれていれば、その先の本文を読んでくれる可能性が高まる。
次の2点を押さえて読者を惹きこむリード文を書こう。
- この記事の対象読者を明確にする(共感)
- この記事を読むことで何が得られるかを明確にする(メリット)
本文の書き方
ブログの書き方に正解はないが、これだけは押さえておこう。
- 「どんな人の」「どんな悩みを解決するのか」を明確にする(読者目線)
- 結論を先に書く(最後まで読んでくれる読者は少ない)
- パッと見の見やすさを重視する(余白を多めにとる)
- 重要な部分では目が留まる工夫をする(どこに何が書いてあるか明確化)
- 「網羅性」を重視する(目安2000文字以上)
画像の選び方
適当に検索して出てきた画像を使うのは著作権でNG。次のようなサイトを利用しよう。
- ①いらすとや
-
イラスト系フリー素材のド定番。
- ②PAKUTASO
-
実写系の画像を探したいならコレ。
- ③O-DAN
-
海外のおしゃれな画像を探したいならコレ。
- ①shutterstock
- ②PIXTA
- ③ココナラ(絵が描ける人と描いてほしい人をマッチングしてくれるサービス)
SEO対策のポイント
検索エンジンで上位表示するための方法として、2種類のSEO対策がある。
- ●対ユーザー対策のポイント
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- 必要な情報がすべて入っているか
- 必要な情報にたどりつきやすいか
- ストレスなく読むことができるか
- ●対グーグル対策のポイント
-
- 最後まで読まれている記事(長く滞在されている記事)
- 読んだ後に検索画面に戻らない記事
- たくさんの他のサイトからリンクされている記事(被リンク)
- たくさんのSNSでシェアされている記事
被リンクの増やし方
被リンクはSEO対策の中でも最重要といわれている。「リンクを貼られるブログ=紹介したくなるほど良いブログ」とGoogleが認識し、上位表示されやすくなるためである。
良い記事を書いて被リンクが集まるのを待つのが正攻法ではあるが、それだけではなかなかリンクは集まらない。次のようなアクションを自分から起こしていこう。
- 登録することでリンクになるサービスに登録する ※例:lit.link、Linktree、HTML(名刺、ペライチ)
- 近いジャンルのブロガーに声をかけて寄稿する
- イベントを主催して、参加者からリンクをもらう
- 紹介している商品の広告主に営業をかける
- インタビューを行い、その相手に営業をかける
キーワードの考え方
自分のブログを読みに来てくれる読者に必要な記事を書いて、その読者が自分の記事にたどり着くために必要なキーワードを次のツールを使用して選ぶようにしよう。
- キーワードプランナー
- ラッコキーワードツール
-
- 商標(商品名) + 評判(感想、口コミなど)
- ジャンル名 + おすすめ(ランキング、比較など)
商品単価の重要性
「アドセンス+Amazon・楽天物販で稼ぐ」はおすすめできない。本は一冊売っても数十円、アドセンスも同様に1クリック数十円程度。本当に頑張ってPVを集めて売っても5万円が関の山。
単価が10倍のものが売る難易度も10倍になるわけではない。月10万、20万といったもっと多くの金額を求めるのなら、商品単価の視点をもつようにしよう。
実践
- ●初期設定を整える
-
今はデフォルト状態のため、プラグインを導入し、またトップページのデザインを整える。
- ●各種文の役割を理解して今後の記事を書いていく
-
独りよがりの文を書いていたため、今後は書き終えたら役割からズレていないかチェックする。
- ●SEO対策はとりあえず頭に入れておく
-
「対グーグル対策のポイント」に関してはなかなかこちら側で制御することが難しい部分もあるが、意識するだけでも違うと思うのでまずは頭に入れておく。
これまでなんとなくで書いていたため、意識するポイントが明確になって大変勉強になりました。ブログの入門書としておすすめです!
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